激愛
「それはそうと瞳はもしかして特進クラス?」



「うん!特進クラスだよ、もしかして桃ちゃんも?」




「そうあたしも特進クラスなんだ!よかった~瞳がいて・・・・女も男もがり勉ばっかりの地味子ちゃん想像してたからちょっと気が重かったんだ」



そう呟くとニッコリ微笑む桃ちゃん・・・・ボブヘアをふわっとかきあげるとシャンプーの香りがほのかに香ってドキッとした



桃ちゃんって小さくて可愛くって守ってあげたくなるような女の子だな




これはもてるだろうなあ・・・・誠二君もイケメンだし美形の双子ちゃんなんていいなあ



「あれ?そう言えば誠二君はなんのクラスなの?特進じゃないの?」



「俺は普通科クラス~神龍の奴らはみんな大概普通科だよ~」



「神龍・・・・?しんりゅうって?」



「へ?瞳って神龍のこと知らないの?「いや・・・・名前だけしか?詳しいことは何も」



中学の時ちらっと話してたのを聞いたことがある程度、あんまり興味もないから聞き流してたけど・・・



「確か総長の矢島さんも幹部の龍一さんも特進クラスだったかな?」



「あ~桃は知ってたんだ~まああの人達は別~俺らとは頭の出来が違うし!」



「早い話、神龍ってのは暴走族!総長が矢島総一郎さんでその右腕と言われてるのが葛西龍一さんふたりとも凄いイケメンなんだから~」



ふ~んそうなんだ~なんて神龍の情報を熱く語り始めるふたりの話を軽く聞き流していると突然歓声が聞こえてきた












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