激愛
「瞳さん、なんだか妙に大人しくていつもと様子がおかしいので見に行ったんですけど・・・」



「え?どうしたの?春さん」



もともと色白の隼人、薄い色素の茶色味がかった髪がうっすら汗をかいている



顏が薄ら赤くて・・・・え?赤い?



ぐったりしている隼人はなんだか息苦しそうにしていて春さんの言うとおりいつもと様子がおかしかった



「隼人!どうしたの?なんだか様子が・・・あ、熱い凄い熱!」



隼人の額に手を当てると燃えるように熱かった



「春さん!凄い熱だよ・・・え・・・どうしようちょっと待って「おい!瞳、ちょっと落ち着け!」




「そうですよ瞳さん、これ位の子が突然熱を出すなんてのはよくあること・・・・とりあえず熱を測って病院に連れて行きましょう」




「そうだな、俺の知ってる腕のいい医者がいるからそこに連れてくぞ!とりあえず落ち着いて飯食ってからだ!しっかりしろよ姉ちゃんであるお前が動揺してても始まんねえだろ」




「あ・・・うん、そう・・・そうだね」



あたしはぐったりした隼人に気が動転していたけど龍さんの言葉に我に返る



朝御飯をいつもの倍以上の速さで食べ終えると隼人を抱えてマンションを出ていく



何時の間に連絡したのかマンションの前には車が横付けにされいつもの運転手さんがスタンバイしていた
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