激愛
そ・・・そりゃあ龍さんのことは大好きだしそうなってもいいかなって思ってはいるけど



でもいざとなると正直怖いようななんていうか複雑なわけで




っていうか・・・心の準備がまだ出来てないってのが正直なところ



でもそんなあたしの心を見透かすかのように龍さんはふっとあたしに微笑みかけた



「怖いか・・・・?」



「えっ・・・・怖い?何が?」



「瞳が嫌なら無理矢理抱くなんてことはしねえ、惚れた女にそんなことするはずがねえだろ?
ただ・・・・俺も男だから我慢の限界ってもんがあるけどな」




そう言って苦笑いを浮かべる龍さん



退院して少し落ち着いたらその時は・・・・・なんて考えてた



だって・・・・あたしの初めてをあげるのは龍さんしかいないから



身も心も龍さんに捧げたい



心からそう思った・・・・だけどそんな幸せな思いのあたしとは裏腹に龍さんがそんなに悩んでいるなんて




心を痛めているなんて思いもしなかったよ



「また、来るな・・・」



そう呟くと触れるようなキスをして帰って行く愛おしい恋人の後ろ姿を見つめる




その愛おしい恋人とは何故かその日を最後にそれっきりぷっつりと連絡が途絶えた



世界が無くなってしまうようで・・・あたしはなにもかも真っ白になっていた



























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