激愛
「・・・・ちゃん、瞳ちゃん?」




「あっ、す・・・すいませんあたしったら・・・ご、ごめんなさい!」




「いいんだよ、大丈夫?なんか顔色が悪いけど・・・」




「大丈夫です、それより話って「あ~龍のことでちょっと・・・ね」




苦笑いを浮かべてコーヒーを飲む総一郎さん



溜息をひとつつくとポケットから煙草を出してライターを取り出した



「あ、煙草吸ってもいいかな?「あ、どうぞ・・・全然大丈夫です!でも総一郎さんって煙草吸いましたっけ?」




「あ~止めてたんだけど最近また吸いはじめたんだ・・・・」




そんなことを言いながら吸いはじめる総一郎さん



なんだかとても辛そうに見えるけど・・・・それはあたしの気のせいかな




もしかして聞いちゃいけないこと聞いちゃったかな?あ~失敗したかも



そんなことを思いあぐねていると耳元に総一郎さんの声が響いてきた




「瞳ちゃん、突然なんだけど龍が引き籠りになってるってのは知ってるんだよね?」




「あ~聞きました、なんでも神龍の総長室に籠って出てこないって・・・」




「そうなんだよ、俺たちも困ってるんだよね~今月には俺の引退暴走とかもあるし色々打ち合わせとかもしたいのに総長室に籠もりっきり」




総一郎さんはそう話したのを皮切りに一気に話し始めた







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