好きだからこそ。
隼斗side
本当に大好きだった。誰よりも愛しかった。
たった一人の大切な人。
俺はそんな愛花を傷付けて、手離すことになった。
自分の最低な過ちのせいで。
過去に戻りたいとバカみたいに本気で願った。
愛花のいない人生なんて考えたこともなかった。
俺はこの先、愛花以上に好きな人ができるだろうか。
今もまだ、彼女の最後の言葉が声が耳に残って、
今もまだ、彼女の最後に触れた指先が温もりが残って、
.....俺の頭から離れない。
__部屋には、強い雨が窓を打つ音だけが響いていた。
*end*

