【完】狼様の最愛。
教室に着けば、数分の内に授業が始まった。
教室に入って直ぐ眼についたのは、二人で笑ってる遥と雛ちゃんの姿。
二人……結構いい感じ?
そんな授業も、気づけばあっという間に終わってしまった。
「一日って、早い……。」
「だね。」
都会にいた頃は、一日どころか一時間さえも長く感じたのに……。
楽しい時間は、直ぐに過ぎ去る。
その通りだと思う。
「最愛と河鳥。よかったら今日、俺の家に来ないか?」
帰る準備をしながら話していた私と雛ちゃんに、遥が話かけて来た。