【完】狼様の最愛。
海からお母さんが、私に手を伸ばす。
お母さんは許してくれない?
私だけが生きることを。
何度も何度も水を掻き分け、お母さんはこっちに手を伸ばす。
前までなら、私は躊躇なくその手を掴んだ。
だけど今の私は、
「アオイと一緒にいたい!!」
お願い、アオイ……いなくならないで……。
「アオイがいなくなったら私……私……生きられない……。」
きっと私は、アオイに依存してるんだと思う。
私を変えてくれたアオイ。
また誰かを信じることを教えてくれたアオイ。