イケメン三兄弟と同居する事になっちゃった?!
○どういう状況ですか?


「ゆずちゃんは優しいね。だから自然と友達が出来る。」


「そ、そんな事ないよっ…!!」


優斗君の言葉って本当に心に響く。

だけどね、優斗君。
心に大きな穴が出来てしまった私にこうして優しくしてくれてる優斗君たちの方が優しいと思うよ。

優斗君たちが優しいから、私も自然と優しくなれるんだ。


校長先生にあぁ言うことが出来たのは今の私だから出来る事。

昔の私なら絶対に出来ない。

昔の私だったら、きっと退学処分という雰囲気に流されて梨恵ちゃんを守る事が出来なかった…。


「……あのさ、」


優斗君が喋ろうとした時、


「「あ、春川兄弟だぁ~!!」」


女子のあの甲高いキーキー声が廊下に響いた。

前方には他校も交えた女子の集団。


……は、走っ…?!
やば……こっちくる……!!


「やべっ…逃げろっ!!」


拓斗君の一言で私たちは彼女たちから逃げようと走り出した。

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