イケメン三兄弟と同居する事になっちゃった?!


もう無理だと唇を離そうとした時、綾斗君は私の腕を掴んで離す事を阻止した。


「……んん…。」


……あ、何かクラクラする…。
良い匂いだな……綾斗君…。

……長い…長い……深いキス。


唇が離れた時もその余韻が残っていて。


「消毒。」

「しょ……うどく?」

「拓斗とキスとかムカつくから。消毒。」


少しだけ顔が赤い綾斗君が何だか可愛い。


「これ二人だけの秘密ね?」


いたずらっぽく笑った綾斗君につられて私も笑った。


「うん、秘密っ。」



< 145 / 187 >

この作品をシェア

pagetop