イケメン三兄弟と同居する事になっちゃった?!
●拓斗君ver.


…私、拓斗君が好きなんだ。

え?私が拓斗君を好き?ないないそんなのあり得ない。


やっぱり、何となくじゃダメだよね確信じゃないとダメだよね。


と言うより、私簡単に好きとか言ってるけど“好き”ってなんだ…。


こ、“恋”ってなんだ…?


一番大事な事すら分かってないのに拓斗君好きとか言っちゃダメじゃん私!!


私はきっと拓斗君が好きなんだろうけどいろいろ考えてる内に何だか不安になってきた…。


今さら感が半端ないよねどうしよう。


そんな焦りから、優斗君に膝枕させてもらっていた(?)私は勢いよく飛び起きた。


「うわっ…、」

「あ、ごめんなさい!」


申し訳ないけど今は春川兄弟に関わりたくない!
関わったら今の脳内がよけいにおかしくなりそう。

時間帯的に拓斗君と綾斗君はもうそろそろでこの部屋に戻ってくるかもだし。

急いでスクールバッグを手にし、私は走って部屋から飛び出した。

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