私の彼は、“キス恐怖症”。《SS更新中
『あー、これって生殺し。』
ぼふっと、ベッドに倒れこんだ隼は
私を見上げて微笑んでくる。
「…もう、そんなに見ないでよ」
なんだか照れてしまう。
『顔赤ーい。』
「隼がそんな顔で見るからじゃない。」
隼の長くて綺麗な指が、私の手の指に絡まってくる。
そんな小さな仕草にさえ、どきりと心が跳ねた。
『夏織、もう少し一緒に寝ない?』
「…いいよ。」
ーー愛おしむ様に、
身体を抱きしめあって
私たちは、瞼を閉じた。