私の彼は、“キス恐怖症”。《SS更新中
ーーPM4:52
ピンポーンピンポンピンポン!
けたましいインターホンのチャイムに目を覚ます。
眠い身体を引きずりながら玄関のドアを開ける、と。
「…真北さん!?」
大きな荷物を持った真北さんが口を、
ぽかん、と開けたままドアの前に立っていた。
「すすす、すみませんっ」
「え、なんで真北さんが、
謝るんですかっ」
「いや、だってその格好……」
顔を真っ赤にしながら、
私を指差す姿に隼の言葉を思い出す。
“そんな格好で、”
「……っ!着替えてくるんで
上がっててください!」
ばくばくする心臓を抑えながら
早足で洗面所までの道を歩く。
『夏織、なに焦ってんの?』
…タイミング悪すぎ。