私の彼は、“キス恐怖症”。《SS更新中
「お客様、お部屋へご案内させて
いただきます。」
『夏織、行こ?』
そう言って自然な動作で手を繋ぐ隼に、どきり。
『混浴、混浴ー。』
鼻歌を歌いそうな勢いのコイツに、
さっきの胸きゅんを返せ。と、睨みあげてやった。
『いいね、その目。』
ニヤリ、と笑った隼にまた胸が跳ねたことは内緒にしておこう。
ーーーーーーーー
「夏織ちゃん、みてみて!」
「わぁ、景色綺麗ですね!」
部屋について、景色を楽しむ女性陣と。
「冬子、風呂いくぞ。」
『夏織ー、早く。』
どうしてもお風呂に行きたい男性陣。