女子に壁ドンされるまで。






その日の休み時間のこと。




いきなり後ろから首根っこを掴まれた。










『ぐぇっ!』






「草凪!みっともない制服着てんじゃねぇ!脱げ!」





僕は制服を半ば強引に剥ぎ取られた。












そして沖田さんは裁縫道具を取り出し、僕の制服の袖のボタンを付け直してくれた。






沖田さんは、縫いながら





「さっき、ハンカチ拾ってもらったお礼だから!」って、照れながら言った。





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