至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ
「ようやく眠った」
その時、そう言いながらテルさんがリビングへと戻ってきた。
長い足を組みながらソファに腰掛ける仕草に、あたしは思わず背筋が伸びる。
「ゆっくり眠らせてやりてえな」
凌牙の言葉に、大翔と旬も頷く。
「しばらく眠れてねえんだろうなあ」
「……だよな」
お兄さんが帰って来てから……いや、帰ってくると分かったあの日から、琉聖さんは眠れない日々を過ごしていたに決まってる。
「じゃあ、俺達も寝るか」
旬がそう言って立ちあがると、大翔も大きい欠伸を一つした。