至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ
「元々大人っぽかったし、当時も高校生だと言っても、誰も疑わなかったと思うわ。でも私は、もうその時いい大人で……なんだかいけないことをしているようで、自分の気持ちを隠すのに必死だった」


あたしは無意識に、テルさんがいる二階の西側に目を向けた。


そこからは、誰もいないかのように物音一つ流れてこない。



「そんなとき、輝之君から告白されたの。素直に、嬉しかった……」




じゃあ、2人はやっぱり……。


今思えば、テルさんの片想いなら、お姉ちゃんがテルさんの背中に手を回すわけなんてないんだ……。


テルさんから打ち明けられた時に感じた違和感は的中して。


テルさんはまだ隠しごとをしていたのだ。
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