至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ
「俺の何がオマエに分かるんだよっ……!!」


怒りと悔しさに満ちた声が、倉庫内に響き渡る。


「これからも、双葉の出だってことで外の世界で一生苦労すんだよっ!」


「……っ……」


そう言われてしまえば、あたしに返す言葉なんてなくて。


「極道だろうがなんだろうが、その道で生きられるって保証があるだけ幸せだろうが!権力に物を言わせ、下の人間を顎で使い、今までの影の人生からやっと解放されんだっ!」


「……だから、SPIRALも陰で操ったりしてたの?」


「こんな気持ちいいことねえよ。俺に頭を下げ、俺の指示で数百人が動くんだぜ」


「でも、素性は明かしてないんでしょ?」


「まあそうだな。澤城とあと数人の幹部しか知らねえよ」


また、それが快感だというように笑い。


「学校では俺を素通りする奴らが、実は俺の指示で動いてるなんてな。ハハハッ、バカみてえなヤツら」
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