私のシンデレラストーリー❊✧.。.:*







でも、私は仕事が遅い。





一生懸命やったつもりでも、ミスをしたり人の倍の時間がかかってしまう。



『鈴木さんはいつも丁寧に仕事をしてくれて嬉しいよ』


と上司はフォローしてくれる。




そんな先輩の優しさでさらに申し訳ない気持ちになってしまう。



周りの皆は、てきぱきと仕事をこなし退社の時刻ぴったりに帰っていく。



私は、皆と同じ量の仕事なのに残業しないと終わらない。




『じゃあ、終わったら机の上に置いといて。無理しないでね』



上司はそう言葉を残すと、帰っていった。

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