私のシンデレラストーリー❊✧.。.:*






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俺がトイレから戻ってくると、鈴木さんは寝てしまっていた。



ずいぶんワイン飲んでたしな〜。


勧めた俺にも責任があるよなぁ。

やっぱり社長からだと断りにくいだろうし。

悪いことをしてしまったと反省した。



目の前ですやすや気持ち良さそうに寝ている彼女を起こす気はなかった。




「……かわい」


自分で発した言葉なのに信じられなかった。

無意識のうちに言ってしまった。



「帰るか!」

彼女を抱き上げて、出口へ向かった。



車の助手席にゆっくり下ろした。



…………と、言っても彼女の家を知らない。



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