好き
〈彼方side〉
医者になって、毎日忙しかった。
仕事に行って、帰って、寝て...
恋なんてしている暇はなかった。
でもそんな時、
急に現れたんだ。
親友の鈴也の妹ちゃん。
ずっと妹のように可愛がっていた女の子。
昔から体の弱かった彼女。
久しぶりの再会だけど、
彼女は病人として
俺が働く病院に運ばれてきた。
処置をしてベットに寝かせた彼女の
辛そうな顔を見ると、
小さい頃のことを思い出した。