愛しい君に何度でも
「“どうかしたの?”じゃないでしょ!」
ゆずは私のマネをして机をダンッと叩いた。
何気に似ててびっくりだわ。
「あれから進展は?!」
「…ナイデス」
「ないの?」
「だって…」
私は肩をガクッと落とし、スマホに目を向けた。
「先輩いつメッセージ送ったって返ってくるのすごく遅いし、夏休みだから毎朝会えないし……」
私はさっきのゆずみたいに不貞腐れ、スマホに手を伸ばし、昨日送ったメッセージを見てもまだ既読もついてない。