愛しい君に何度でも
朝、電車で会ったが、学校で見かける先輩はなんだか珍しくて、かっこよくて、言葉にできない。
私は先輩へ声をかけようとしたが、その前にゆずのまた大声でかき消されてしまった。
「せんぱーい!おはようございます!」
…ゆず?!
どうしちゃったの?!
そのままゆずは先輩の方へ走っていき、笑顔で声をかけている。
な、なんで…
さっきの奏多と同じように肩を沈め、見ていられなくて視線を外す。
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