(完)ずっと君といれるなら 〜再会〜
しばらく視線を宙に泳がせていた海斗。


しかし、決意したようにフッと息を吐き、試合前のような真剣な表情に変わる。


そして、やっと口を開いた。


「俺、今から最低な事実言うけど、最後まで聞いてくれる?」


「…?うん。」


困惑しながらも頷いてみせた。


そして、ゆっくりと海斗は話し出した。







< 262 / 300 >

この作品をシェア

pagetop