エレベーター

死者達

『いない…。』


真由ちゃんを追い掛け、わたしは思わずエレベーターを降りていた。


辺りを見回すが、真由ちゃんの姿は無い一。



まるで、消えたみたいに一。


『死んだパパのところへ行くって…まさか、真由ちゃん…』


死ぬつもりなのだろうか?


でも、5歳の女の子が自殺とか…考えるものなのだろうか?






わたしは、


『とにかく、真由ちゃんを探さないと。』


そう呟いて、歩き出した。




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