夢 幻 想 詩



手の届かないモノ
(それは、君)

声の届かない場所
(それは、君が居る場所)

誰か教えて
(曖昧な答えだって良いから)

大切な人に会えない理由を
(どうして、こんなに近いのに)


意味もないすれ違いを繰り返すのなら
苦しいだけの日々から逃げたい
この現実から消えたい
いっそのこと、この世から



消えてしまいたいんだ


君の声が
君の顔が

脳裏に浮かぶ度、泣いてしまうから



悲しくて、苦しくて
切なくて、泣きたくて
大好きで、大好きで仕方ないのに



君はもう、隣にはいない



暖かい君のぬくもりを求めて
隣に手を伸ばすけれど
(そこには何もなく、空だけがあった)

暖かい君の声を求めて
耳をすますけれど
(聞こえてくるのは、冷たいおと)



ねえ、誰か教えて
ねえ、誰か答えて






君はイマ、何処に居るんですか?






元気ですか?








まだ、愛してくれていますか……?






< 1 / 2 >

この作品をシェア

pagetop