許婚でたまるか!
「え”!!?な、悩み……ですか!?」


早川さんのその質問の内容にギョッと目を見開いて驚くあたし!


「うん…。さっきから何か難しい顔をしているから……。学校で何かあったのかな?って。」



うっ!鋭い……!



まさに図星だった……。



まさか早川さんにまであたしの心の内を読み取られるとは…!


あたしの周りの人って、妙に勘が鋭い人が多くないか……!?



と、自分の嘘を隠す下手さを他人のせいにしていると…。



「もし私でよければ、美香ちゃんの悩み相談の相手になれないかしら?」


と、早川さんが綺麗な顔をこちらに向けて提案してきてくれた!



「え!?は、早川さんに!??」


「うん!その、ちゃんと力になれるかはわからないけど、でも少なくとも話を聞いてあげることはできるから。そうすれば、きっと今よりも気持ちが楽になると思うし。どうかな…?」


と早川さんの柔らかい笑顔に、

あたしの絡まった糸のような心がゆっくりと解かれていく……。



そんな感じがした。
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