今宵、月下の夜に
灯りがあるのは表だけで奥の部屋は真っ暗だった。

部屋に入るなり扉を閉めて私を壁に押し付ける社長。


すぐに体をすり寄せ密着される。

開かれた素肌の肩を触られ肩にかけられたドレスを下に下げられる。

もう片方の手で電気をつけようとした社長に耳元で囁いた。

「つけないで。恥ずかしいわ」

なるべく色づいた声音になるよう言った。

つけてもらっちゃ困る。
< 223 / 285 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop