今宵、月下の夜に
「…なんだっ…やめてくれ…!」

ようやく自分がおかれている状況に気づいたのか、声にならない声で叫ぶ社長。


「か…金なら渡す!!」


「…」



「今回の新作PRが終わったら金が入るんだっ!あいつらも脅してあるから誰も新作に文句は言えない。最後の仕上げをしたらやっとあいつらから解放される…もうあんな奴らに付きまとわれるのは嫌なんだよっ!」

反応がないからなのか必死に喋り続ける社長。
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