今宵、月下の夜に
そうか。そうだった…。私からルカにもう抱きつくのはやめてって言ったのに。

身体を離して慌てる私をみて笑うルカ。


「もー笑うなー…」

少し拗ねてルカに背を向けた。


「瑠奈。僕は瑠奈の味方だよ。ずっと」

後ろから聞こえた低い声。声変わりをした彼の声は大人びていて。真剣なのだとわかった。


ルカ。ありがとう…
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