今宵、月下の夜に
「そうするわっ。愁君また来るわねっ」


ケーキを差し出す際再び手を握られた俺は笑いながら言った。

「お待ちしております」



彼女たちが帰った後、上司の真由美さんが裏から出てきた。

今のやり取りを見ていたらしい。

「愁君も大変ね」


同情の目を向けてくる。

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