人狼~狼達のゲーム~


…柚乃side…



ピピピピピピ


「では、10分経ちましたので各夜行動をやめて下さい。」



滝野のタイマーが鳴って皆、視線を上げる。



「では、これより6分間の追放会議をいたします。追放会議では、人狼は人狼ではないアピールを、市民は他の市民に人狼だと疑われないようにしましょう。では、別室に移動します。」



滝野さんがエントランスホールに繋がっていた部屋の扉を開け、「どうぞ」と言うと皆が一斉に付いていった。


豪華な装飾がされた見事なドア。


中に入ってみると、大きな机を取り囲むようにイスが置いてあった。



「では、イスに座って下さい。」



のそのそと歩きながらイスに座っていく。

隣に翔が居て、安心した。



「では、これより追放会議を行います。」

ピッ

滝野さんがタイマーを持ち、6分間の会議が始まった。



「じゃあ、私から良いかしら。私は市民陣営よ。詳しい役は言えないけど、人狼陣営ではないわ。」



黒い革ジャンを着た、女の人が言った。
黒くて胸の下あたりまであるストレートの髪がとても綺麗。



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