あなただけ。

午前の授業も終わり昼休み。



「楓ー、あんた寝てたでしょ?」

「うん、まぁそりゃ寝るよ〜
てか、見てたの!?」

「まぁね、うちもつまんなかったし♪」

「もう!....梨愛だから別にいいけど」

「ふふっ....
あ、そういえばあいつ、どうするの?」

「え?」

「忘れてるんじゃない?
とか言っちゃったけど....。」

「あぁ....考え中。」

「そっか...にしても向こうがたとえ
忘れててもあんたにとったら忘れらん
ないもんね、大事な人なんだもんね」

「うん、まぁね....。」

「あ、報告待ってるからね?」

「うん。」


本当に忘れてしまってるのかな。
でも、いっか....。
私が連絡入れるんだし。

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