私のイジワル王子様

望side

遂に、俺の本性がばれてしまった…

「はあ…」
大きなため息をつきながら歩いてると

「おっはよー!望!」

「うお!?」
後ろからいきなりの衝撃に目が覚める。

「おい、陽太!危ないだろ」

「お前らかよ…」

俺に突撃してきたのは、

曽根 陽太 そね ようた

背が低く緩いパーマのかかった髪…
まるで女の子みたいな容姿だ。

突撃してくる陽太を注意したのは、

八代 洸大 やつしろ こうだい

背が高く男の俺から見ても、何か
こう…妖艶な雰囲気でお兄様!て感じ…
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