おいしいチェリーのいただきかた☆
「小宮はあんたのコトよく知ってるんだよ。それで敢えて友達のままでいようとしてんの。友達として、あんたが淋しい時は傍にいようとしてんの」
え……。
「あたしの傍に……?」
「そう。あんたが誰と寝ようとあんたの傍にいようとしてんの。好きなコを抱きたくないわけないじゃん。抱きたいけど我慢してるんだよ、小宮は」
「なんで……我慢すんの?」
「抱いちゃったら他の男と同じになるからに決まってんじゃん。体目当てになりたくないんだよ、小宮は。あんたを大切にしてんの」
とくん、と胸の奥で何かが揺れた。
「そ、そうなの、かな?」
なんだろう。ウズウズする。
頬がにやけてきちゃう。
麻美は横向きに座った前のイスから呆れ気味の横目であたしを見た。
「まったく……手間のかかるカップルだよあんた達。なんで二人してニブチンなの。どっからどう見ても両想いじゃん」
両想い、って。
「あ、あたしは小宮のことなんか……そりゃ好きだけど、そんなんじゃないよ。好きな人なんて他にも沢山いるし」
「バーカ、なんで分かんないの? あんた今、夜遊びしたいと思う? 他の男と寝たいと思う?」
え? そういえば……。