おいしいチェリーのいただきかた☆
「コイってあの恋!? あたしが!? 誰に!?」
「小宮に」
「まさかっ! あんなウブウブ君にっ!?」
「そう。あんなウブウブ君に」
「あり得ないっ!」
「そうかな? 恋したっておかしくないじゃん。小宮って最近女子に人気あるよ? 隣のクラスでも小宮のコト好きなコいるって噂だし」
「えっ!? なにそれ初耳っ! 誰そのコ!」
「ぷぷっ。さぁ誰だろうねぇ~~?」
妙ちきりんなニヤニヤ笑いであたしを見る麻美。ちょっ。なんかムカつくっ。
そりゃあたし小宮は好きだけど、恋とかってそういうレベルじゃないと思うし。ヤキモチだってお気に入りの人を取られると悔しいとか普通にある感情だと思うし。
「恋ってもっとこう純粋な気持ちでするもんっしょ? 目もキラキラ~ってなって」
「あんたの小宮を見る目、キラキラしてるよ。恋する乙女そのもの」
「えぇぇっ!? マジ!? キラキラしてる、あたし!?」
そ、それは恥ずかしすぎるっ!
「ウ、ウソだぁ~っ。もう、麻美ってばからかってるんでしょ~?」
あり得ないあり得ない。へらへら笑いながら否定してみる。
だけどその時、
「そっかー。浜路さんってやっぱ小宮君のこと好きだったんだね~」
突然、横から突っ込まれた。
気付けば周囲に女子の人だかりができている。