出会いと別れの季節

男は、更に鼻息を荒くし始めた。


私は急いで隣の車両への扉に手をかけようとした。


でも、次の瞬間・・・


男の太い腕が、私のスカートの中を探り始めたのだ。


きもちわる・・・きもちわるいよ・・・


たすけて・・・


私は、何度も抵抗したが、男のほうが力は上だ。


隣の車両への扉から手が離れた。


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