出会いと別れの季節
教室につき、自分の席につくと、
ユウカが笑顔で近寄ってきた。
「おっはよ~ん、アヤちん♪」
「あ、ユウカ~♪おはよお!」
笑顔で答える私に、ユウカは金髪の巻き巻き髪を
人差し指でくるくるしながらボソッとつぶやいた。
「ユウカ、恋しちゃった。」
「・・・えっ!?早くない??」
驚きが隠せず、私はつい大声で叫んでしまった。
ユウカは人差し指を口元にあてて顔をくしゃっとさせた。
「シ~ッッ!!!声でかいよぉ・・・」
「ごめんごめん・・・。で、だれに恋しちゃったの??」
ユウカはにんまりと微笑んだ。
「ユウマくん??だっけ??」
え・・・。