ぶきような想い
さすがにこのリュックで出歩くとやっぱり
目立ってしまう
「めっちゃ見られてるね」
「俺ら有名人になるかもな」
「リュック派手派手有名人?」
なんだそれ!って笑い合う二人
こんなバカみたいな会話ばっかりだけど
こんな時が一番楽しかったりする
「ほか行きたいとこあるか?」
「ん〜…シオンは?」
「じゃあついて来い」
「う、うん!」
ついて来いって…どこに行くんだろ?
シオンは私の手を引きながら
黙々と歩き出す