君がとなりにいた日には
「いっけ、決めろ!聖也!」


「あ...。」


ボールはゴールから外れてしまった。


「あぁー。」


「わりー!」


やっぱ、俺、変だ。


すると、監督から呼び出された。



「聖也、最近どうしたんだ?シュート率も低いし、なんかあったのか?」


「いえ...。なんでもありません。俺の練習不足です。」


「そうか...。じゃ、がんばれよ!期待してるからな。」



コートに戻る途中、




バタッ





「おいっ、せいやーー!!」


陽向が叫んだ。



「ちょっと、せいや?」



マネージャーも駆け寄ってきた



「おい、聖也、聖也!」


監督もきた。



「ちょっとぼーっと突ったってないで、救急車呼んで!はやく!」



「はいっ、」



すぐに救急車がきた。




「ねぇ、柚衣。あれ、救急車じゃない?だれ、。」



「ね、、。心配だれだろ」



そこにいたのは。



「ねぇもしかして、聖也?」



「さとみ、あれ聖也じゃない?」



「よく見えない、。」



私にははっきり見えた。あのユニフォームとあの番号は



聖也だ。
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