意地悪なキミの好きな人
本当、絵はたくさんあるなぁ……。
周りを見渡すと、生徒作品のコーナーが目に入る。
「わ、先輩、あそこ行ってきていいですか?」
生徒作品のコーナーは、最近賞を取った作品が展示してある。
すると先輩は私の腕をつかんだ。
「ダメ。」
そう言う先輩。
「えー、いいじゃないですか。もしかして先輩の絵が飾ってあるとか?」
カマをかけてみる。
先輩は意外にもわかりやすく、ビクッと反応していた。