意地悪なキミの好きな人




「いや、そんなことないですよ。」



にこりと笑うと先輩はため息をつく。



それにしても…先輩の家、綺麗だなぁ。



片付いていて、シンプルな家具で統一されている。



「お手洗い、借りてもいいですか?」



「ん?あぁ。部屋を出て2番目の扉。」



トイレも、男の一人暮らしとは思えない清潔さで、なんと芳香剤まであった。



先輩、意外と綺麗好き…?



そんなことを思いながら手を洗いトイレを出る。



ここは、お風呂なのかな?



リビングを出てからすぐの部屋を開けてみる。



するとそこにはたくさんの絵がおいてあった。



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