意地悪なキミの好きな人



だけど意外と女子の反応は良好で、

クラスのムードメーカー的女子と、クラスのマドンナ的女子が野原を好いてくれた。



その2人が好いて、俺の彼女というのが気に入らない女子の存在には気づいてた。



だって野原をスゲェ睨んでいたから。



だけど幸い、野原は気づいていないみたいでホッとした。



放課後、野原のところに行こうとしてると、


『如月くんの彼女、たいして可愛くなくない?ぶりっ子だよ。』


『それ言えてるっ!麻結ちゃんと梨々香様にも好かれやがってね。ウザいよね。』


『明日からいじめちゃう?いや、いじめるじゃなくてお仕置きよね。

如月くんと麻結ちゃんと梨々香様に近づいた罰。』



『『いいねぇ〜』』




そんな会話が聞こえた。



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