悲劇の姫〜海賊になった少女〜



「ねえ、ばあや。
バーナードさまには、15になるまで、もう会えないのかしら…?」


「あらあら、その言葉は何回目でしょうかねぇ。」


「忘れたわ…
でもね、本当に素敵な方だったの…」


アルジオンに帰ってからも、頭の中にはバーナードさまのことばかりだった。
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