裏切りから溺愛くんに出逢いました。
なんで添えた?

頭にはてながいっぱい。

「泣いてるよ」

バッと右手で確認する。

人差し指と中指に水滴。

こんなことまえにもあったような…。

苦笑いをするが涙は止まらない。

それどころか増える一方。

私はそれをセーターの裾でふく。

ギュッ。

「う"ぅ」

< 118 / 168 >

この作品をシェア

pagetop