大っ嫌いの反対っ!!
――魅希――


五組の廊下を見ると。


その奥のベランダに、悠哉とくるみちゃんがいた。


何、話してるんだろ…。


こっそり見ていると、ベランダから2人が出てきた。













「…………嘘…。」



くるみちゃんが、悠哉の手を掴んでいた。

悠哉は、笑っている。


遅かった……?



呆然として、見ていると


悠哉が、こっちに気づいたみたいだった。


どうしよう…。


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