大っ嫌いの反対っ!!

昨日いきなりキスしといて、よく
「おはよう」とか言えるね。

もしかして、そんなに意識してなかったとか…!?


そんな悠哉を見ながら考えていると、悠哉がこっちを見た。


「何、どうかした?」

私に向かって言う。

いや、ね?
そういう、問題じゃなくてね…。

なんか、私だけ妙に緊張してるみたいなんだけど。


私が返さないでいると、

「そんな事言わずに見させとけよっ!」

蓮斗が言う。

本当、ウザいな。


「もう、ほっといてよっ。」

私は、そう言って先に行った。

「魅希、怒らないの~。」

花鈴が言う。

無視して先に言行ってると、前にいた子が振り返った。


「あーっ!!あの子だよ、あの子っ!!」

私を指差して言う。

……へ?

「バカっ!こっち見てんじゃんっ!」

もう1人の子が言った。

「…何?何か用ですか~?」

また、もう1人の子が私を睨みつけながら言う。

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