大っ嫌いの反対っ!!

「まーまー。モテる男は、つらいね~。」

男子が言う。


「なになに~!どうしたんだよ~!」

蓮斗が混ざっていく。


「こいつさー、隣のクラスの美少女に告られちゃったわけ~!」

「な~、悠哉っ♪」




「お前ら、しつこい。」

悠哉が少し顔を赤らめて言う。


「………嘘…。」

そう言ったのは、私ではなく花鈴だった。


「返事どうすんの~?」

「もちろん、OKだろ!!」

男子が言う。


やめてよ。


「…明日、決める。」

悠哉が言った。


私は、ただ呆然とみていた。


何にも、できない。

どうも、できないから。


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