生きることの意味【完結・加筆完了】
束の間の休日

それから、緋人のメールが来たのは深夜を回ってからだった。
あたしはもちろん既に眠っていて、気付かない。


翌朝、そのメールに気付き、眠い目を擦りながら確認した。



【疲れたああ!やっと終わった。
杏奈からメール来てたし、テンション上がった!
それと、俺はエスパーじゃないよ。ヒーローだよ?(笑)
今日は帰ってそっこー寝るわ。
おやすみ!杏奈!】



ヒーローだよって。
相変わらずなメールに笑みが零れる。


【おはよう。今日も仕事でしょ?頑張って。】


今日は来週のイベントの打ち合わせって言ってたし、テレビ撮影も入ってるんだろうな。
大変そうだ。



まだ七時か。早起き過ぎる。
とりあえず、リビングに向かおうかな。

そう思った時だ。
手の中の携帯が震える。


……ん?誰だ?電話らしい。
その相手はまさかの緋人だった。



あれ?まだ寝てるんじゃなかったの?
メール来てたの、結構深夜だったよね?

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