激突お義父さん!
2日前④


『アッハッハ!お前超ウケる』
『アッハッハ~じゃねえよドあほ』

藁をもすがる思いで電話をかけたのはいいが、事情を聞いた途端、恋愛の貴公子(自称)は俺が苦しんでるにも関わらず勘に触る奇っ怪な笑い声で俺を迎えた。

どうやらすがってはいけない藁だったらしい。

『会社に落ちたら気に入られないって事だから、きっと交際も難しいだろうねあはは~』


なんて勘に触る奴だろう。それだけは誉めてやろうと思った。


『いいね~そういう体験出来て~俺もそんなハラハラする危ない橋渡りたいわ~』


勝手に渡れ、そして落ちてしまえ。


どうやらこいつに電話したのは間違いだったようだ。まさに時間の無駄とはこういう事を言うのだろう。

『笑うだけだったら切るぞ?』我慢の限界に達した俺は、そう言おうとした瞬間、

『まぁまずは、彼女に父親の好きなタイプ嫌いなタイプを聞きだしな。
緊張とかは自分で何とかしろ。
後、好感度は社員になってからあげればいいだろう。
まぁこんなとこかな』



訂正、黄金に輝く藁でした。
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