続く想いを



体育館に着くと練習していた人の
動きがピタリと止まった。
「君たち入部希望?見学してって。」
キャプテンらしい人が言った。



俺達は同時に頭を下げた。
「『よろしくお願いします!」』



ある程度時間が経つとまた先輩が
近づいてきた。キャプテンだ。



「瀬奈と春樹だっけ?2人はバスケ
初心者?俺、キャプテンの高坂。
高坂 海斗。良かったら一緒に練習
していかないか。」



俺は練習できると思ってなかったから
驚いた。




「いいんですか⁉︎俺たち2人共
初心者で何も分からないですけど
精一杯頑張ります、お願いします!」

< 18 / 38 >

この作品をシェア

pagetop